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長崎料理「銀座吉宗(よっそう)」名物の茶碗蒸し、夫婦蒸しをご賞味ください。

よっそう日記:

元祖茶碗蒸しの銀座吉宗(よっそう)「よっそう日記」

スタッフ(10.07.21) 自然の力


 この梅雨、気球温暖化の影響と思われる悪天候で、
 各地で家屋の倒壊や浸水 土砂崩れなどが相次ぎ、
 甚大な被害が発生したと、毎日のように報道されていました。
 被害に遭われた皆様、スタッフ一同 心よりお見舞い申し上げます。

 そんな梅雨もやっと過ぎ去り、真夏がやってきました。

 毎年この時期になると思い出す出来事があります。
 それは、私がまだ長崎に住んでいた頃、28年前のちょうど今頃
 長崎の町は、未曾有の大雨に見舞われ甚大な被害を受けました。

 そう「長崎大水害」のことです。

 その日その時刻、私は本店の調理場で仕事をしていました。
 時折降っていた雨が、夕方からその勢いを増し、
 午後6時ごろには、店の中にも水が入り込んでくるようになりました。
 その時、責任者より業務を停止するよう指示を受けました。
 そして、ご来店頂いていたお客様を安全な所へ誘導し、
 スタッフ全員も安全な所へ避難するよう指示を受けました。 

 一時間くらい経った頃でしょうか、
 全員の安全を確保した後、2階の階段から階下を見ていると
 凄い勢いで水が玄関の扉を打ち破り、みるみるうちに
 調理場や客席フロアーは水浸しになってしまいました。

 「これはすごい事になったな」と茫然と立ち尽くした事を
 昨日のことのように思い出します。

 結局、その場にいたお客様とスタッフは、本店の2階や3階のお座敷で
 不安な一夜を過ごすことになりました。
 その時、目にした光景は、忘れようとしても忘れられるものではありません。

 「自然の力」の恩恵で私達は生かされていますが、その恐ろしさや脅威を
 決して忘れてはいけないと、「長崎大水害」は私に教訓を残してくれました。

 これからも、「自然の力」への感謝と畏怖の念をもって
 料理を作り続けたいと思います。
 

                 H・K

   
  
 

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